木曜劇場夜10時から放送されている「アンサング・シンデレラ」。
石原さとみさん演じる薬剤師・葵みどりが、様々な患者と闘う医療ドラマです。
今回のテーマは、「生きていた証」。
瀬野の病気が分かり、さらにオーバードーズで入院してきた患者も加わります。
明日の第9話は
✩薬を過剰摂取する患者に何が⁉️
✩瀬野、迫る命のタイムリミット⁉️
✩夢に目覚めた小野塚の覚悟とは⁉️の三本立てでお届けします💊
お楽しみに✨#アンサングシンデレラ
— 【公式】アンサング・シンデレラ (@unsung2020) September 9, 2020
ネタバレを含め、視聴者の感想も調査しました!
それでは、見ていきましょう!
『アンサングシンデレラ』第9話のネタバレと感想!
瀬野の末期癌
吐血で倒れた瀬野は、すぐに救急治療室に運ばれます。
薬剤部には、生活習慣の悪化による逆流性食道炎だと笑ってごまかしますが、
部長の飯田には小細胞肺がんのステージ4だと明かします。
つまり、末期の肺がんですね。
さらに瀬野の家系はガン一家で、叔母と母が癌で他界していました。
畑中医師からは、すでに肺と食道、そして副腎にも転移が見られるとのこと。
3か所にがん細胞があるということは、全身がんだと断言していいでしょう。
「余命3か月・治療薬はない」。
そう悟った瀬野は、「精密検査は受けません。最後にどう生きるかは自分で決めたい。」「治療薬がないなら、働いていたほうがマシ」、「最後まで誰かの役に立ちたい。この仕事が好きなんです」と、薬剤師としての強い意向を伝えます。
瀬野らしい潔い決断ですね。
さらに、葵のもとに一人の患者が…。
オーバードーズ
薬の過剰摂取による依存状態を示す「オーバードーズ」。
薬によっては死を招くこともある大変危険な状態です。
患者の名前は若月陽菜(わかつき・はるな)。
若月は2つの病院から大量の精神安定剤と睡眠導入剤を処方されている
「重複診療」という不正行為をしていました。
重複診療とは、病院を”ハシゴ”して薬をもらい数倍の医療費を健康保険組合に請求するという、いわば「医療費の無駄遣い」です。
葵と相原は聞き込みを開始しますが、若月は一切聞く耳を持たず「薬頂戴!」の一点張り。
ひるんでいる葵のもとに、元夫の栗原がやってきます。
栗原によると、「陽菜は心が弱っている。私は仕事柄出張が多く、育児も家事も全て陽菜に任せっきり。結果陽菜は育児ノイローゼになってしまい、僕が帰ってきたときはすでに倒れていた」というのです。
ノイローゼとは、ドイツ語で「神経症」という意味。
度重ねる育児と家事のストレスで何かにすがりたくなり、結果薬に依存してしまったというわけですね。
さらに「娘がママに会いたがっている」と栗原から聞いていた葵は、「娘さんのためにも、治療をしていきましょう!」と若月を励まします。
さらに若月の携帯にも、栗原から娘の結菜の小学校の制服写真が送られてきます。
家族と向き合う決心をした若月は、自分が持っている薬をすべて破棄するのです。
そして3人の再会の日。
2人が来る直前、薬が頭をよぎりパニック状態になった若月は、見ず知らずの患者の薬を勝手に飲もうとするのです。
必死に止めようとする葵ですが、その一部始終を栗原と結菜が見ていました。
若月は「結菜・・・」とゆっくり近づきますが、結菜からすればただの怖い母親。
結果、結菜は栗原に「早く帰りたい!」と訴え向き合うことはできなかったのです。
ここが、薬物依存の怖い所なんですね。
一瞬でも頭の中をちらつくと、脳の中では絶対的に優先順位が薬物になるのです。
服薬による強い自己嫌悪に陥っても、脳にちらつくとまた摂取してしまう。
まさに、無限ループです。
苦しんでいる若月のため、葵はオーバードーズの経過療法や治療について勉強し始めます。
1人で抱え込むようになった葵に、新人の相原は「相談してほしい」と願いながらも自分の無力さを痛感します。
そしてついに、若月が暴走してしまいます!
若月の暴走と新たな患者
ある夜。
陽菜は病院スタッフ以外立ち入り禁止の倉庫に侵入し、棚を倒して薬をまき散らします。
気づいた葵が必死に止めようとすると、若月はハサミを握りしめ葵を刺そうとするのです。
状態を察知した若月は、通りかかった瀬野に対し「ロラゼパム!」と調剤を求めます。
震えながらも必死に気持ちを抑えようとする若月に、葵は「余計に病気が悪化します。治療を放棄して治らないなんて言わないで!」と若月の心に訴えるのです。
このシーンは、薬物依存者のリアルを描いています。
自分がしたいことを誰かに邪魔されたら、怒りが爆発して攻撃してしまう。
確かに、葵のセリフは的をついていますね。
服薬は正しい量で効果が表れますから、逆に過剰摂取は身体に負担になってしまいます。
そして瀬野も自らの末期がんを告白し「あなたは必ず再出発できます。葵はあなたに薬が必要なくなるまで付き添います。薬と、病気と、向き合ってくれませんか?」と諭します。
葵と瀬野の言葉に救われた若月は、その後家族支援という形で薬物依存の治療を開始し、結果退院を果たすのです。
そして、葵と瀬野のツーショット。
葵は「私に治療法を探させてください。生きることにしがみついて」と瀬野に問いかけます。
そして瀬野は「遺伝性の末期がんで、肺、食道、副腎に転移が見られる。現在は治療薬がない。これがお前の患者だ。どうする?」と、自らが患者の立場になって問いを返すのです。
葵は「私があなたを治療します!」と決意をし、”患者・瀬野章吾”として接するのです。
『アンサングシンデレラ』感想!視聴者の声
ここのカットは、SNSでも「感動した!」「神回!」だという声がたくさんありました。
モバ読んで久しぶりに9話の瀬野さん見直せた
圭くんのお芝居は観ればみるほど感動があり、新しい発見があり、凄く心に響くことを思い出した✨
辛いけど観てよかった✨
最後まで圭くんが生きた大好きな瀬野さんの人生を見届けます!!
でも、どうか瀬野さん生きて🙏#田中圭#アンサングシンデレラ— ☆chihiro☆ (@chihiro6699) September 15, 2020
瀬野さんが辛すぎておかわり出来ずにいた9話…
圭モバで圭くんのメッセージを読んで、心を決めてリピート❗お母さんのこと…圭くんの気持ち…
瀬野さんの表情一つ一つから目が離せない(꒦ິ⌑꒦ີ)— あかつき☆KK (@K_LOVE_710_T) September 16, 2020
今9話見返したんだけど、
葵にとっては、入ってきた時から指導して課題を出して成長させてくれた瀬野さんの治療が、瀬野さんからの最後の課題になるかもしれなくて、、
瀬野さんにとっても、育ててきた後輩への最後の課題が自分かもしれないって…
皮肉だよ〜😭
辛い😭#田中圭#アンサングシンデレラ— ゆか (@ktk9723710) September 16, 2020
9話を観て改めて親にはちゃんと
感謝しなきゃいけないなと思った
本当にこのドラマは色々考えさせられる
にしてもこのくるみちゃんの
おどおどした表情愛おしすぎた…❤︎#アンサングシンデレラ #相原くるみ #西野七瀬 pic.twitter.com/yEQjkj424O— NaNasemaru⊿ (@nanasemaruunn25) September 10, 2020
#アンサングシンデレラ
9話観ました!患者のことを思ってすぐに涙ぐんでしまう葵のいじらしいこと…。
圭さんの演じる瀬野が色んな人に少しだけ弱いところを見せるのが印象的でした。母親の死に実は謎がありそうな雰囲気で、どうなるのかすごく気になります…!!!— 玲(れい) (@re072103i) September 12, 2020
まとめ:「アンサング・シンデレラ」第9話
薬剤師が患者を治療することはできるのか?
瀬野と葵が下す最後の決断とは??
次回、急展開の10話です!お見逃しなく!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!